妊活ストレスは、非常に深刻な問題です。
実際に私たち夫婦もたくさん喧嘩をしました。
嫁が夫に対してイライラしているという話はよく聞きますが、
旦那も、妊活ストレスはかなり感じています。
そこで今回は、妊活ストレスに対する旦那側の意見を正直にお話ししてみます。
目次
旦那が感じている妊活ストレス
妊活ストレスを抱えてるのは奥様だけではありません。
もちろん、旦那も妊活ストレスを抱えています。
妊活に無縁な人にはわからないのですが、妊活って結構ハードなんですよね。
ただタイミングをとってれば妊娠するって話ではありません。
今回は、3年間の妊活で経験した妊活ストレスを、皆さんに知っていただきたく記事を書いてみました。
排卵日タイミングが辛すぎる…
妊活で一番辛いと感じたのは「排卵日タイミング」。やっぱり一番辛かったかな、、と思いました。
初めのうちは平気なんですが、周期を重ねるにつれて段々と辛くなっていきます。
そして、排卵日は最低でも2回、最大で3日連続、という場合もあります。
もちろん、辛いのは旦那も奥さんも両方なのです。どちらか一方が悪いなんてことはありません。
仕事の日は、朝8時に家を出る、9時始業の20時就業、帰宅して21時。そこから食事と風呂を済ませ、その後にタイミング法。
もちろん働いてる奥様もいるとおもいます。この辺り、辛いのはお互いですよね。
そして、何よりも気持ちがここに無いセックスほど、辛いものはありません。
もちろん、嫁のことが嫌いというわけではありません。
一番辛いのは、タイミング法が、回数を重ねるにつれ作業のような感覚になってしまうところです。
自分たちの気持ちとは裏腹に、「タイミングを取らなければ…」「今日もしなければ…」となるのが、本当に辛いです。
好きなものを食べたい
妊活中、ある程度の食事制限をしていました。お酒、炭水化物を取りすぎない。栄養バランスを気にした食事。
毎日、亜鉛が多いメニューや、牛肉・ラム肉などをたくさん摂取していました。
おかげで精子の質は上がったのですが、、やっぱりたまには好きなものを食べたくもなります。
たまには息抜きとして、好きなものを食べるのもいいと思います。本当にたまに。
もし、ストイックに食事制限をしているご夫婦がいるのでしたら、たまには息抜きをするのもいいのではないでしょうか。
1日くらいお酒を飲んでも、好きなものを食べても、私はいいと思います。我慢して起こりうるストレスに比べたら害は少ないです。
私たちの場合は、体質改善に約1年を費やしました。
1年間毎日、食事に気をつけていたわけでもありません。たまには好きなものを食べたり、夫婦で好きなお店に行ったりと、息抜きをしていました。
それでも、体質改善できて、妊娠もできたわけですから。何事もバランスが大切です。
仕事で帰りが遅くなった時は休みたい…
仕事帰りからの、連日タイミング法は結構疲れてキツイ時があります。
また明日も、その次の日も、と思うとだんだんと萎えてきます。
そして、勃ち辛くなったり、いきづらくなったりする時もあります。
仕事が忙しい、気分が乗らない、そういう時は、タイミングを1日だけという周期も作ってみてもいいのではないでしょうか。この辺りは、夫婦でしっかりと話し合って、お互いを尊重し合いながら決めるべきですね。
もちろん、3日連続に挑戦はしたいです。ですが、疲れてる中で、無理やり行為に及ぶと支障も来してしまう場合もあります。
- 疲労で勃たない
- 気持ちが入らずイケない
結果的に喧嘩したり、雰囲気が悪くなったりしちゃうのであれば、たまには1日だけ休んでみる。夫婦で好きなテレビをみて、そのまま一緒に眠りにつく。そんな日もあると幸せですよね。
治療費が高すぎる…
妊活での、体力的・精神的負担も大きいですが、金銭的負担もかなり大きいです。
むしろ自分は、ここが一番辛かったです。
私たちは不妊症だったこともあり、最終的に体外受精に取り組みました。
体外受精では、かなりの医療費がかかります。
この一連の流れでかかる医療費は、だいたい50〜70万円くらい。
胚移植をするまでに何回もクリニックに通います。その1回の通院でかかる金額は、1回1万円近くです。
トータルするとすごい金額ですよね。海外旅行なんて余裕でいけます。
これだけの高額医療費を払い、治療したにも関わらず、必ず成功するわけではないという事実。
そりゃ、金銭的なストレスもかかってきますよね…。
妻に気をつけて欲しいこと
旦那はこんな感じの妊活ストレスを感じています。他にも、旦那によって感じているストレスの種類は色々あると思います。
そこで、こんな妊活ストレスを感じている旦那に対して、妻に気をつけて欲しいことが2つあります。
言葉遣いを優しく
男性はストレスを表現するのが得意ではありません。
それ故、ストレスを内に秘めやすくなってしまいます。
もし、旦那がストレスを抱えてるなと感じたら、そっと理解してあげてください。
排卵日タイミング法の際、「今日はタイミングだから」と直接つたえるのも意外とプレッシャーになったりします。男ってガラスのハートですよね。
これも、少し工夫をして伝えてみるだけで、受け取る側の気持ちも楽になったりします。
例えば、
- 今日はよろしくね!
- 今日は早く帰ってきてね!
こんな感じでもOKです。
夫婦協力して妊活に取り組んでいれば、ほぼ伝わることでしょう。
実は、男ってプレッシャーに弱いです。僕もそうです。
たまには休んでみる
排卵日タイミングで、辛いと思っているご夫婦は、たまには休んでみるのもいいのではないでしょうか。
「休んでもいいよ」というと、逆にスイッチが入ったりします。これを「カリギュラ効果」とも言います。
人間って面倒臭い生き物で、「やらなくていいよ」といわれると逆に、やりたくなってしまう生き物です。
これは意外と効果的かもしれませんね。
というわけで、今回は、旦那が感じている妊活ストレスの正直な気持ちを書いてみました。
でも、きっと夫婦揃って同じ思いをしているはず。辛いのはお互い様。
だからこそ、お互いに気遣いをしあって、前向きな妊活に取り組んでいきたいですね。