私たちは、3年間妊活に取り組んできました。
妊活中の期間は、時間がとても長く感じます。
しかも、たくさんの失敗や、辛い思いを経験することになります。
私たちが、妊活に疲れた時、どのような思考で乗り越えることができたのか。
今回は、それらを記事にまとめさせていただきました。
目次
『妊活に疲れた…』どうすべきか
結論から言うと、やめるべきではないです。
- 妊活に疲れた…どうしようかな
- もう辞めようかな…
私たちも、何度も同じようなことを思いました。
ですが、最終的に諦めることはしませんでした。
本当に子供を望むのなら、最後の最後まで”本気で”やり抜くべきなのです。
『何に疲れたのか』を具体的に理解することで、
『妊活に疲れた』という気持ちが、少し和らいだりもします。
失敗続きで疲れた
タイミング法がうまくいかない、人工授精がうまくいかない、体外受精がうまくいかない、原因は様々です。
ですが、失敗するということは、何かしらの原因があると考えられます。
私たちは、失敗だけを考えるのではなく、『失敗する原因は何なのか』という部分も、しっかりと考えるようにしました。
例えば、
- タイミング方で失敗する→不妊症の疑いがある。クリニックに行く。
- 人工授精がうまくいかない→精子に原因があるかも。卵子、卵管などにも問題はないか。
- 体外受精がうまくいかない→そもそもの卵子や精子の質が悪い可能性がある
上記の通りです。
失敗には、様々な原因が考えられます。
それらを1つずつクリアしていくことに、思考を変えてみてはいかがでしょうか?
金銭的に限界を感じる
妊活はお金がかかります。とくに、体外受精なんかは高額な医療費が必要になります。
正直、金銭の問題はとても深刻です。
不妊治療を受けたいけど、高額すぎて治療を受けることができない夫婦は大勢いると思います。
そう考えると、不妊治療を受けることができている時点で、私たちはまだ幸せな方なのかもしれません。
限界を感じたら、ダメ元で両親にお願いしてみる。
私たちは、ダメ元で両親に相談をして、支援をいただきました。
この支援がなければ、今頃きっと妊娠はできていませんし、将来的に孫の顔を見せてあげることもできなかったと思います。
ですので、お金がないから諦めるのではなく、少しでも希望があるようでしたら、勇気を出して相談してみることも大切かもしれません。
必ず妊娠するわけではない
人工授精や体外受精を行ったからと言って、必ず妊娠するわけではありません。
妊娠しないかもしれないのに、1回で数十万円もの医療費が請求されます。
そして、肉体的・精神的にかなりのストレスを感じます。
『子供を授かることは、奇跡です。』
『子供が全てではない』というような思考を、頭の片隅に置いておくのも大切です。
ゴール(妊娠・出産)の一点だけを見ていては、ダメだった時のストレスやショックは、計り知れないです。
難しいかもしれませんが、なるべく心に余裕を持たせる工夫をしてみましょう。
やりきった先に答えがある
『妊活に疲れた…』と思っている方に、もう一度だけ考えて欲しいことがあります。
- 本当に最後までやりきったのか
- 『何か』を中途半端に取り組んでいないか
- 全力投球できているか
上記を、一つ一つ具体的に掘り下げてみます。
本当に最後までやりきったか
『妊活に疲れた…』そう思っているあなたは、今まで妊活に本気で取り組んできましたか?
途中で投げ出そうと考えてはいませんか?
採卵の途中で疲れた…と感じてやめようか悩んでいたりしませんか?
タイミング法の段階で、諦めようとしてませんか?
- タイミング法でダメなら、専門クリニックに行ってみる
- 人工授精でダメなら、体外受精へステップアップしてみる
- 体外受精でダメなら、生活習慣を見直してみる
こんな感じで、まだまだやることはたくさんあるはずです。
実際に私たちは、体外受精で3回連続の失敗を経験しました。
この時すでに、体外受精に1年間の時間を使っていましたし、費用としても総額150万円は超えていました。
正直、限界でした。
ですが、私たちはここで諦めはしませんでした。
と考えました。
ここで諦めずに、『体質改善、生活習慣の見直し』に取り組みことに決めました。
自分たちの生活習慣を見直し、食生活や生活習慣の改善をしっかりと行いました。
そして半年後、体外受精を再開したところ、1回で妊娠することができたのです。
上記の通りで、今やっていることがダメなら、勇気を出して次のステップへ進んでみる。
悔いがないように、最後までやりきっていただきたいです。
『何か』を中途半端に取り組んでいないか
妊活に中途半端に取り組んではいませんか?
- 妊活をしているのに、食生活が乱れている
- 寝る時間が遅い
- お酒やタバコをやめていない
- 仕事を最優先にしていないか
本当に、全力で取り組んでいますか?
小さなことをコツコツと改善していくことで、妊娠に近づけます。
全力投球できているか
妊活を第一優先にできていますか?仕事や遊びを優先してはいませんか?
仕事をしていては、疲労もたまりますし、ストレスも溜まりやすくなります。
仕事を辞めるべきとは言いませんが、今何を一番に優先すべきかを考えて妊活に取り組んでみてください。
- 『妊娠』は、若いうちにしなければ確率が下がる
- 『仕事』は、何歳からでも働ける
最終的に決めるのは、あなたたち次第
最終的な判断を下すのは、あなた達です。
周りの人たちがどう思っていようが、他人がいつ妊活をやめようが、あなたたちには一切関係がありません。
- あの人は、35歳で妊活をやめたんだ…だったら私も35歳までで…
- 妊活は35歳までってネットに書いてあった…
上記のような内容は、あなたたちにとっては何の関係もありません。
『何歳まで、妊活を続けるのか。』大切なことは、夫婦でしっかりと話し合って決めるべきです。
あと●回、体外受精やってダメだったらやめようか。と、私たちは決めていました。
正直とても不安でしたが、そうすることによって、今取り組むべき問題に全力で向き合うことができます。
ダメだったら、次、また次…と、妊活をダラダラと続けていては、きっと良い結果は得られません。
ある程度の期限を夫婦で話し合って決めてみてはいかがでしょうか?
そうすることで、妊活に対してもっと向き合えるようになるはずです。
やりきった先に結果がついてくる
私たちも、妊活中は本当に疲れました。
何度もやめようと思いました。
ですが、どうしても『子供がいる人生を歩みたかった』のです。
だからこそ、妊活に本気で向き合ってきました。
その結果、3年かかりましたが妊娠することができました。
- 妊活のことをしっかりと学ぶ
- 生活習慣を見直して改善
- 検査を受けて問題を知る。受け止める。
細かい部分まで上げると、たくさんの項目がありますが、基本的にはしっかりと自分たちの生活習慣や体調を見直して、改善に取り組んでいくということが大事です。
妊活に疲れた人へ、伝えたいこと
諦めるのは簡単です。
妊活に疲れたからといって、やめて欲しくはないです。
途中でやめてしまえば、それまでの過程が全て失敗に変わってしまいます。
本気で取り組むことができれば、もしかしたら妊娠できるかもしれません。
妊娠できれば、「妊活に疲れたなぁ、もうやめようかな」と立ち止まった経験も、成功に変わります。立ち止まったことで、色々と気付けたのですからね。
だからこそ、疲れたからと諦めずに、意味のある行動を続けて欲しいです。